2025年1月に開講して、多くのビジネスパーソンや経営者にご参加いただき、反響を呼んだ松波龍源さんの講座。前回は「協調」をテーマに組織や他者との関係性を捉え直しました。今回は新たに「欲と執着」をテーマに開講します。前回参加された方も、はじめての方も、どなたでもご参加いただけます。「すべての苦しみの原因は、執着である」──これは、仏教における根本的な教えのひとつです。「もっと認められたい」「失敗してはいけない」「この方法でなければ」といった思いが、知らず知らずのうちに、私たちの心を縛っていることはないでしょうか。現代社会において、情報、人間関係、成功への欲求は、私たちの思考や感情に影響を与え続けています。本講座では、仏教哲学の視点から「欲」と「執着」の本質に迫り、自分自身のこだわりとの向き合い方を学びます。仏教哲学はロジカルで体系的な思想を特徴とし、2500年もの間、私たちに智慧を与え続けてきました。理論に加え、坐禅や瞑想などの実践も取り入れながら、体と心の両面から理解を深めていきます。講師は『ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考』著者・松波龍源さん。多くの経営者やリーダーたちが、思索を深めるために龍源さんの元を訪れています。あなたも、仏教思考を通じて、自分の“とらわれ”に気づく視点を手に入れましょう。実験寺院 寳幢寺(京都)でのbook campの様子