「なぜあんなことを言ってしまったんだろう。」「あのとき、こうしていればよかった。」そんな考えが繰り返し浮かび、気づけばグルグル思考に占領されている。そんな「頭の中のひとりごと」に苦しんだ経験はありませんか。過去の出来事や自分の考えを何度も思い返し、そこから抜け出せなくなる状態は心理学の用語で「反すう」と呼ばれます。反すうは、性格や意志の弱さの問題ではありません。強いストレスや責任感、真面目さがある人ほど、誰にでも起こりうる心の働きです。だからこそ、反すうの仕組みを理解し、適切な対処の仕方を知ることで、無理に止めようとせずとも、少しずつ距離を取ることができるようになります。本講座は、反すうを「止めようと頑張る」のではなく、うまく離れられるよう「思考の体質改善」を行う4ヶ月間の実践プログラムです。講師は、心療内科医の鈴木裕介さん。メンタルヘルスに向き合い続け、我慢し続けないための現実的な方法を伝えてきました。講座では、観察・記録・ワークを通して自分の思考のクセに気づき、反すうに入り込んだときのサインや、そこから抜けるための自分なりの対処法を整理していきます。反すうに入りにくく、抜けやすい思考体質をつくっていきます。最終回では、そのための「自分の取り扱い説明書」を完成させます。考えすぎる自分を直すのではなく、考えすぎに振り回されない自分になるための4ヶ月です。※治療を目的とした講座ではありません。日常を少し楽にするための「学びと実践の場」です。